マイクの指向性を使い分けて、きれいに録音をしよう

By   2017年1月1日

屋外でインタビューを行うと、風の音や車の音も一緒に録音されてしまいます。また、室内で録音する際でも、周囲の話し声がする、部屋の外の雑音がうるさい、音が反響するなどして、文字にしたい声をしっかりと録音できないこともあります。マイクは、人間の耳のように聞きたい音を選んでくれるわけではないのです。

周囲で音がしている環境で録音する場合は、ある方向の音だけを拾うタイプのマイクを使ってみましょう。マイクには、種類によって音を拾うのに適した向きと範囲があります。これを、指向性といいます。指向性には、いくつか種類があります。どんな種類があるのかをご紹介します。

 

指向性の種類

指向性の種類は、大まかに分けて三つあります。目的に合わせて使い分けてみると良いでしょう。

・無指向性

マイクを中心に、360度、全ての向きからの音を拾います。ICレコーダーのマイクや安価で売られているマイクは、ほとんどが無指向性です。360度、全ての向きからの音を拾ってしまいます。この種類のマイクだと、誰かの声を優先して録音することはできず、録音したい声とは関係のない音を拾いやすくなります。

 

・単一指向性

マイクを中心に、ある一方向からの音を拾います。一方向からの音しか拾わないため、周囲の関係ない音を拾いにくく、しっかりと必要な音声を録音することが可能です。屋外で動画撮影をする場合は、雑音が入らないように録音することが必要不可欠です。屋外での撮影では、録音できる範囲が狭いほうが番組制作に向いています。

 

・双指向性

マイクを中心に、前後双方向からの音を拾います。向かい合った二つの音源から音を録音することが可能です。マイクの側面からの音は拾いにくくなります。マイクの前後から雑音や話し声が聞こえないかぎり、しっかりと音声を録音することができます。

 

テープ起こし代金や作業量を減らすため、マイクに投資しよう

ご自分の目的に合わせ、必要なマイクを買って使いましょう。そうすることで、きれいな録音ができます。テープ起こしをご自分で行うにしても、業者に依頼するにしても、本当にスムーズにことが運びます。

指向性が高いマイクは高価なものが多いです。しかし、雑音が大きいために肝心な音声のために必要な音声が聞こえない場合、テープ起こし原稿は不正確なものができあがってしまいます。せっかく記録を残すのですから、できるだけきれいな音声で録音できることが大切です。

インタビューや会議など、音声を録音する場面は多くあります。雑音が多い音声をテープ起こし業者に依頼すると、割増料金を取られることがあるので、注意が必要です。

使用するマイク一つでテープ起こしの精度が各段に上がります。マイクに投資することは、楽に作業するために、大切なことです。


Category: お役立ち情報

About Kanae Seki

自己紹介 1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。 地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて映像字幕や文書を制作している。 前職の経験を生かし、医療系を得意としている。 趣味は料理、読書。

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