テープ起こしに使えるアプリ、『UDトーク』

By   2017年1月4日

音声認識は、過去のものに比べると各段に認識率が上がっています。グーグルの音声検索、iPhoneのShiriなど、機材に話し掛ければ言ったとおりに動くものも登場しました。また、テープ起こし業者も音声認識ソフトを使うことで業務を行う所も増えてきつつあります。

スマホアプリでも、音声認識エンジンを使うことで文字起こしするものが出てきました。当事務所でいくつか試してみましたがUDトークが音声認識率が高く、業務用に使いやすいと感じています。

UDトークは、スマホに話し掛けると音声認識エンジンによって音声を文字化してくれます。当事務所で実験してみたところ、スマホに直接取り付けられたマイクに向かって話された言葉であれば、80%ほど認識されました。

またUDトークは、テレビ、ラジオ、PCのスピーカーにスマホを近づけることによってでも、音声認識をしてくれます。

音声認識の結果は、添付ファイルとしてテキストファイル方式でメール送信することも可能です。ですから、書き起こし原稿を作成する際の補助として使うこともできます。

認識率は、当事務所で実験した結果、次のとおりでした。
・NHKニュース   70%
・BGMが入るドラマ 50%
※音声認識アプリが好む声質や話し方があるので、話者によってはもっと認識率が下がります。

使い方の例

マイクとスマホを直接接続する関係上、人数が二人から三人のインタビュー、講演会、少人数の会議がUDトークを使用するのに適している場面と思われます。10人以上が参加する会議では、マイクを使わずに話す人がどうしても出てしまいやすいので、アプリが音声を感知することができません。そのため、10人以上参加する会議では、UDトークの使用は適さないと感じています。

注意点

UDトークは、業務で使う場合、有料で使う必要があります。個人事業主向けのコンパクトプラン(1週間2800円、または1か月9800円)か法人向けプランがあります。詳しくは、UDトーク利用規約を参照してください。

ICレコーダーでの録音も必ず行いましょう。なぜなら、あとで文字化された原稿を読んでも、アプリ内で正確な文字が変換できず、意味が通らない箇所が絶対に出てくるからです。UDトークの音声認識率は、100%正確ではありません。アプリの機能に頼り過ぎず、あくまでテープ起こしの補助的として使う心構えも大切です。

話し手がマイクから遠い場所にいる場合、UDトークは音声をほとんど認識しなくなります。当事務所での使用した感覚として、認識率は4割以下でした。ですから、認識率を上げるためにも外付けマイクをスマホに直接取り付けて、音声認識させるようにすると良いでしょう。

・録音済みの音声に対して使用したいところですが、録音済み音声からは、ほとんど音声認識ができませんでした。『UDトーク』は、マイクから直接録音された音声のみに限定して使用しましょう。


Category: お役立ち情報

About Kanae Seki

自己紹介 1977年11月、神奈川県横浜市生まれ。 地方公務員として保健所勤務、派遣社員として病院勤務を経て2013年9月起業。取材や講演会、セミナーなどの音声を文字化し、それらを活用したい人々に向けて映像字幕や文書を制作している。 前職の経験を生かし、医療系を得意としている。 趣味は料理、読書。

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